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2012/01/06 Friday 17:42:37 JST |
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新年明けましておめでとうございます。皆様には、お揃いで新しい年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。
昨年のスタートにつきましては、播種・定植が遅れ気味での終了ではありましたが、その後好天に恵まれて各作物も順調に回復し、7月を迎える頃には平年並み以上の生育となり豊作も期待される状況で推移していました。
しかしながら一昨年同様、7月からの高温により充分な生育期間が確保できなかった事や、8月にかけての多湿な状況、9月に入っても天候不順な状況下での収穫作業は組合員にとって苦労の多い出来秋でありました。小麦の細粒による減収や玉ねぎの小玉傾向、甜菜の低糖分などが見受けられたものの、最小限の被害で品質・収量とも確保できたものと思います。
一方畜産関係においても一昨年の猛暑の影響により生乳生産は前年実績を下回り、肉用牛についても長引く景気の低迷や震災の影響で苦戦の状況が続いております。
また、3月11日に発生した東日本大震災による犠牲者は、死者・行方不明併せて1万5千人を超え、農用地の被害も2万㌶に及び、更に原発事故による放射線被害、加えて風評被害と、福島県を中心とした同じ農業者の苦悩は計り知れないものがあります。
被災地には厳しい冬を迎え1日でも早い復旧と復興を願うものであります。
さて、私たち農業を取巻く状況については、農業政策の転換により経営安定政策から
、民主党政権の目玉の一つであります「戸別所得補償制度」が導入され、その初年度でありました。政策転換による収支への影響や、日本農業も国際化という大きなうねりの中で、日本経済の低迷は消費の減退と農畜産物価格の低下となり、私たちの不安は増すばかりであります。加えて、突如のTPP交渉参加は日本農業の根幹の危機として受止め、農業者はもとより多くの関連産業従事者、消費者、地域経済にとって重大な影響を及ぼすものと懸念しております。本年も北海道農業、国民の食を守る運動として、組合員皆様と共に系統組織総力上げ全力で訴えてまいります。
津別農業につきましては、高齢化、規模拡大に伴う労働力不足など多くの課題が山積しております。世代交代時期にあたり、農協に対するニーズの変化も想定されます。これらに対応するために第7次農業振興計画最終年として、基本目標であります「次世代に繋ぐ持続的な農業と農村の確立」に向け、総合サポートシステムを構築し安心して営農が出来、ゆとりある豊かな農家生活が出来るようにとの想いで鋭意作業を進めております。改めて組合員皆様のご理解ご支援をお願い申し上げます。
先人のご労苦と組合員のご支援により、今の津別農業があると思っております。津別農業を受け継ぎ次代を担う若い後継者等の担い手が安心して農業を出来る組織基盤の強化は、当農協に課せられた最も大切な課題であります。国際化の中で、新しい農政、地域社会の動向を的確に捉え、組合員から信頼され地域に貢献できる農協として、経営の健全性と安定性を確保し農業と地域発展のため全力で取組んでまいります。
新しい年が、組合員皆様にとって豊穣の出来秋を迎えられ、希望に満ちた幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げ、新年にあたってのご挨拶と致します。
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